2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

MOST@BASEMENT BAR

1月も終わりじゃないか。カネはどんどん少なくなりつつもなんとか賃貸住宅の更新作業を済ませる。どうやら家賃滞納者のブラックリスト化が実現されてしまったようだが、金持ち相手の商売にいくことはできない人たちが貧乏人のココロと身体の隙間に資本を貼付…

「オルエットの方へ」ジャック・ロジエ

気が付けばカネがなく、カネフスキーのせっかくのアンコール上映にも行けず。水泳は調子がいいものの、時間帯がまずくおばさまたちの団体レッスンに巻き込まれ、思うように泳げず。ま、いいや。 身内の勤務先でバカバカしい事柄が起き、テレビ、ネット、新聞…

「サロゲート」ジョナサン・モストウ

はてさてどうしたものか。●唐突に。意を決して台所に立ち、大きなボールを手に取る。強力粉と水の分量を正確に計り、少しずつ水を入れながらボールの中の小麦粉を混ぜてゆく。ジャージャン麺を作るのだ。第一段階の工程は難なく終え、生地を寝かせている間に…

「不連続殺人事件」曽根中生

安吾の原作はすっかり忘却の彼方にあったが映画が始まるとなんとなくかすかな記憶が浮上してくる。「不連続殺人事件」(曽根中生)。1977年。内田裕也と夏純子と嵯川哲朗のエピソードが冒頭に挿入されているだけで、犯人を提示してしまっているように見える…

「わたしのSEX白書 絶頂度」曽根中生

ようやく復調のきざしが。ただ単に寒いのが苦手なだけか。 その間、「忍者武芸帳」(大島渚)、「ジュリー&ジュリア」(ノーラ・エフロン)、「わたしのSEX白書 絶頂度」(曽根中生)という感じで過ごす。 なかでも「ジュリー&ジュリア」のエイミー・アダ…

「かいじゅうたちのいるところ」スパイク・ジョーンズ

結局抗生物質に頼ることにしてなんとか生き延びる。 久しぶりにバウスシアターへ。「かいじゅうたちのいるところ」(スパイク・ジョーンズ)。 子ども向けも意識してか大きい劇場で上映中。 我が家も子どもと共に出陣するが、劇場内は大人だらけ。娘以外には…

「THIS IS IT」ケニー・オルテガ

やっぱりズーイーは音楽やってる時の方が輝いている。She & Him。結局、「Volume One」を買ってしまう。60年代や70年代のロックを何食わぬ顔して「現在のもの」としてゆっくり吸い込みながら歌っている。2曲目のWhy do you let me stay here?なんかはキンク…

「(500)日のサマー」マーク・ウェブ

気が付けばドメスティックなパンデミックというか、まあ怒濤の発熱ラッシュで、時間が過ぎてゆく。 いい大人が平日朝イチで「(500)日のサマー」(マーク・ウェブ)なぞを見にいってしまうからなのか。2日しか経ってないのにもうだいぶ昔のことのような気がす…

「白昼の通り魔」大島渚

年末年始を親族と過ごすのが面倒で面倒で京都に行く習慣も途切れてしまって、来年こそは再び京都で、とココロに誓う。 日常の延長だとイヤな大晦日から年始にかけての町の賑わいも、観光都市で観光客として人ごととしてながめていると、それはそれで耐えられ…