2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「ビッグ・コンボ」ジョゼフ・H・ルイス

計画的サボタージュは順調に進み、木曜日は「我が至上の愛 アストレとセラドン」(エリック・ロメール)を見る。 土曜日は、アテネ・フランセで、「最前線」(アンソニー・マン)と「ビッグ・コンボ」(ジョゼフ・H・ルイス)。 日曜日は、8年ぶりに携帯電話…

「ファニーゲーム U.S.A.」(ミヒャエル・ハネケ)

特にこれといった理由もなく、「ファニーゲーム U.S.A.」(ミヒャエル・ハネケ)を見に、シネマ・ライズへ。 プチブル一家を襲うという設定は「沈黙の女 ロウフィールド館の惨劇」にも見えたし、ナオミ・ワッツ独りが命からがら別荘から抜け出し、車がほとん…

「007/慰めの報酬」マーク・フォースター

土曜日。半年ぶりに風邪をひく。ここぞとばかりに朝からジムへ向かい。ハードワーク。ひととおりのトレーニングを終え、風呂に入ったころには、なんとなく身体は軽くなっている。自宅に帰って昼寝。娘と妻を迎えにいって、夕食の準備。カボチャのサラダとほ…

「チェ・28歳の革命」スティーブン・ソダーバーグ

寒い。自宅の南側から日中、日の光が深くまで差し込む時間が長いため、毎年冬はいわゆる暖房の類は一切使わずに過ごすのだけれど、いよいよ太陽の力だけでは物足りないくらい寒い。けれども家族の暖房ぎらいがあるため、今年の冬も未だ一回も暖房を使ってい…

「チェチェンへ アレクサンドラの旅」アレクサンドル・ソクーロフ

新年早々、ただひたすらへこむしかない出来事が勃発して、実人生のどうでもよさを改めて痛感する。具体的な家族には、もはや救い難いのっぺらとしたゴミみたいな死に向かって流れてゆく時間しか流れていないような気がする。 何を考えても暗くなるばかりなの…