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何度でも確かめなければならないこと。個人が生まれ、生き、生活し、死んでゆく時代が、決して「特別な時代」などではないということ。「特別な時代」とは、「被害者」として、あるいは「加害者」として生きてしまうような時間として生きてしまうような「時代」のこと。だからこのことは逆にこうもいえる。「被害者」や「加害者」には決してならない時間を生きるとき、時代は恐らくいつでも個人にとって「特別な時代」でしかないということ。何かに怯えたり、また何かに驕ったりする必要はたぶんない。いつも「普通」で「凡庸」な時代こそが常にひとりひとりにとっては「特別」なときとしてぐるぐる動き続けている。
選挙結果がどうあろうと、怯えたり驕ったりしない。そもそも選挙には行くけど、結果は気にしない。一喜一憂は誰にも利用させない。利用しない。